2016年12月12日月曜日

自由に生きればお得!

※自由に生きるお手本料

0歳~未就学生 1名来場につき自由に生きるお手本として100円+駄菓子をお支払いします。

※学生割引
小学生~高校3年生 60分600円

高校生の年齢は問いませんが、割引を適応する場合は、身分証明書の提示をお願いします。


料金設定意図
保育園問題で、「日本死ね」となる。保育園建設に反対する人がいる。電車内でベビーカーを折りたため、「泣くな、うるさい」と怒る人がいる。

こどもを邪魔にせざるを得ないのか、しているのか分からないけれど、そんな世の中のつくりになってしまっている。率直に嫌い。と思う。

「指紋は象のはたけ」の上演テキストは、西成の釜ヶ崎と呼ばれるところで書かれました。テーマではないのですが、分からなくて興味があれば調べてみてください。

そこには、生活保護をもらってパチンコに使い、月の頭にはもうお金がない人や、お酒を呑んでいてお金がなくなる人、同じ思考のまま時間を止めていたり、人からお金を借りていたりする人もいるようなのでした。

自分一人なら生活が出来るんだよ
と、そんなことを思います。

自分がやりたいと思ったことをやり遂げられる人はどれくらいいてますか?私はそんな人にもっともっと出会いたいと思っています。

今回、「お金が生きる期限」になっているということについて考察します。作品の都合上1時間につき1200円をいただきます。

2016年12月7日水曜日

1日通し券「せいかつほご」

1日通し券「せいかつほご」について

2017.1/13-17
13:00〜21:00(初日13日のみ15:00〜)の期間、谷町9丁目にあるお寺であり、劇場でもある應典院という空間に

「バーチャル應典院」という擬似社会を設置します。

「町を設置」して、その町への滞在費が60分ごとに1200円かかるので、最初にコース選択をしてもらいます。

コース選択をしても基本的には時間の量り売りなのですが、

1日通し券「せいかつほご」は割引になります。

1枚5000円
2枚8000円
3枚9900円で、

8時間のうち4時間以上、もしくは知り合いとシェアや、数日来られるなら「せいかつほご」を受け取るのがオススメです。

ただし、「せいかつほご」を受け取ると「設置された町」の中で「仕事」をして会場内でのみ使える通貨「クラウン」を集めることが出来ません。

なので、会場内での飲食や商品の購入が出来ません。

現実の世界でも、「生活保護」をもらいながら「仕事」をしている人はいますよね。

さまざまな抜け道に関しては会場内にあります、「職業安定所」にてご相談ください。

2016年11月29日火曜日

バーチャル應典院イントロダクション

バーチャル應典院 イントロダクション
絵本「指紋町の人々」案 より
ヤギの夫婦

ぼくたちを知らない人にとって、ぼくらは存在しない。

わたしたち、こんなにここにいて、愛し合っているのに?

こんなにここにいて、愛し合っているのに、だよ。

変だよ。私は物質で、あなたも物質のひとつなのに。だってこんなにも暖かいのよ。

ぼくにとってお前はここにいるけど、お前にとってぼくが本当にここに存在するのかはわからない。

え、そんなこと言わないでよ!
あなたはここにいるよ!

これはただのセンチメンタルではないのだ。ぼくたちがここに存在するために、ぼくはこの指紋町をテーマパークにしなきゃならないんだ。

うん。この町を楽しんでもらって、どんどんここの町のことを知ってもらわなきゃ。

しかし、町の人はどうかな。

いいよ、わたしたちでこっそり知ってもらおうよ。みんな観光には疎いんだから。

いや、こっそりはよくないよ、おまわりさんがここの観光客に対して厳しいだろう?

そうね、みんなティラノサウルスに食べられて、クラウンを巻き上げられているわ。

ぼくたちを知ってもらうにはどうしたらいいんだろう。

ね、最初のうちだけでいいの。こっそりはじめようよ。ね。

うむぅ。

あのね、私いいこと思いついたの。
観光にきたお客さんに、ここの住民のフリをしてもらうの。

え?たとえば?

仕事してもらうとか、お店で物を買ってもらうとか!今そういう現地体験型の観光が流行っているのよ。

そうなのか!ぼくはね、そういった最新情報には疎いんだよ。

それでね、写真を撮ってもらっていいようにするの!

え、それは、ここの人たちに同意をとらなきゃ。

じゃあ、同意をとりましょ。そこからはじめよ!

うん。それくらいからなら、ぼくも動ける気がしてきた!

やったね!あなたは存在する。
だから、あなたのやりたいことを今、出来ることから具体的にやっていきましょう!

ぼくはきみのそういったバカでないところが好きだよ。

男尊女卑ね!ただの役割分担でしょ!?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜こうして、ヤギの夫婦は指紋町をテーマパークにするべく立ち上がった。

あなたも港へ着いたら滞在費を支払って、指紋町で住民のフリをして遊びましょう!〜

2016年11月23日水曜日

条あけみさん ブログ

条あけみです。いやあ、なんで森林浴に出演することになったのか、わからない。普段やっている言葉を使ってのコミュニケーションとは全然違う。でも、自分の知らない大休worldに少し興味がある。しかしまだまだ謎だらけ!今はただその不思議な迷路でさ迷っている。

2016年11月16日水曜日

11月2日

こんにちは、二回目の登場、岩崎です。

寒くなってまいりました。夏には蚊取り線香をたいていた稽古場の床が今ではひんやりとしています。大阪へ向かう電車の車窓が、既に暗いのが心細いこの頃、11月になりましたね。

この日は2つのシーンを稽古して、空間把握がより具体的になったり、探り探りで進まなかった関係性が見えてきたり、個人的には少しばかり前進をしたように感じています。

稽古をしながら、感じること。私はわからないときは、わかりません!ということがそのまま体現されます。要するに体現することにおいてとても不器用なのです。でも、自分なりに考えて、わからないことは外から教えてもらって、少しずつ変化していくことは確かなことです。最後の最後まで、けっきょくわからないこともあるかもしれません。それはそれで、いいと思っています。簡単にわかったことにすることがいやとも、わかったつもりになるのが怖いとも言えますが。でも、もう少し勇気が必要な場面があるなと思っています。私の、舞台活動をするうえでの壁があるのです。

役や物語へのアプローチの仕方や解釈はそれぞれだなぁと思います。自分と異なる道筋が役者さんの数だけあり、それが私には居心地悪くも、よくもあります。

まだお会いしていない役者さんにも早くお会いしたいし、まだ手をつけていないシーンはどうなるか。楽しみです。

2016年11月3日木曜日

思考採集イベント「指紋は象のはたけ」とは、一体なんぞのもんや!

バーチャル社会in應典院を集大成に、2016.7/25~2017.1/17までの期間中に複数のイベントを組織化しない劇団 森林浴が企画します。

植物は、場所と時間の影響を受けて育っていきます。このイベントも、植物が育っていく過程に「あなた」という観客の手を入れ、大きく育てていこうという試みです。

1日や2日では難しいことも、継続的に時間をかけ、手入れしていけば、土が変わり、荒れた土地も、肥沃な土地へと生まれ変わることがあります。

あげすぎていた水を減らせば、植物は自分で根を張るでしょう。

見ているあなたも見られているので、いつの間にか参加してしまうでしょう。

どうぞお楽しみください。

2016年10月17日月曜日

登場人物グループ名 解説

指紋は象のはたけ

登場人物のグループ名

●四角い一家
(規則正しい生活
「王さまのベッド」という寓話がある。王さまは旅人を招く。旅人はベッドからはみ出た部分を切り取られてしまう。

価値観のベッドからはみ出た部分を切り取ってしまうおそれ。旅人は他者かもしれないし、自分かもしれない。)

●ちゃぶ台一家
(根源的な欲求・地層
食べるということは、自分を受け入れるということである。家庭における影響。自分になっていく過程。)

●微熱ともだち
(微熱の時期のともだち。
微熱に浮かされたときは、現実を抜きにした理想を掲げている時期と似ている。家を持たないで、思考の中で生きる。いつまでも遊んでいられるし、いつまでもあの頃を働いていられる。)

●はぐれ
(はぐれている。
野生というのは、客観的な関わり。
それは自身で選択している。はぐれることで遠くから関わっている。島から街のスーパーへ買い出しに行くようなニュアンス。)

2016年10月16日日曜日

ブログ 岩崎果林

初めまして。京都から参加しております岩崎果林と申します。

演劇作品は少し久しぶり、大阪での稽古も舞台も初めてで、電車通いが新鮮です。京都生活6年目にしてようやくICOCAを手に入れました。今更かよって感じです。

私は稽古へはまだぼちぼちとしか参加しておらず、その間に皆さんが積み重ねてきたもの、発見したものが見え、楽しみや焦りを感じたり、時に手がかりになったりします。

前半はエチュード、後半は台本のシーンの稽古、という流れでしょうか。今回、皆さんとは初共演ですが、物語の中ではあまり関わらない役者さんもいるかと思うので、誰と組むかわからないエチュードも、大切な機会かもしれません。

作品の中で取り扱われている題材に関心を寄せつつ、自分の本の読み方は雲をつかむみたいにふんわりとしています。
役者としてのアプローチ、まだこれからたくさん必要なことが出てきます。こっそりと毎回、皆さんからもヒントをもらい。時間がかかるタイプなんですが、最終的には確信できる何かを見つけられるといいな。
自分の力も、もっと出していけるように、頑張ります。


2016年10月1日土曜日

10/01メガネ公演 本日!

10/01メガネ公演

9/17〜19
メガネ公演の大休の台本「水たまり」の演出、および出演の木室陽一さんのもとへ行ってきました。

彼は愛媛の離島にくらしています。

神社の奥にレモン畑があって、つやっぽくて深い緑の神社と石の力と、レモンのにおい。

さわやかな秋の風を受けてみどりから、きみどりのレモンがきいろくなっていくのでしょう。

そんな自然の力が彼の舞踊にはよく感じられます。
ナナフシが風に揺れるような、柔らかい土が手からひょいと溢れるような仕草が、自然と備わっているかのように作られています。

地球の中の木室さんなのだなあと、踊りを見ていると思います。

さてさて、演出によってかなり姿かたちを変える台本「水たまり」は、男女2人芝居にもかかわらず、

これまで①お風呂場で女性2人(中心)、+(α)男性1人②電車で女性2人、+男性1人(セリフを全て分解し、再構築)③劇場で男性2人と+人形劇④庭で男性1人、+女性1人と冷蔵庫

という形式で上演されてきました。

⑤今回どんな感じになるのでしょうか。楽しみです。


2016年9月25日日曜日

田口です

田口です

今回ご縁があって森林浴さんのお芝居に出させてもらうことになりました田口由大と申します。

森林浴さんの舞台はこれまで何度か観させていただいているのですが、正直内容が理解できたことはありません(笑)
でも「わけ分からんなあ」と首をひねりながら、同時に「面白いことをやってるな」とも思ってました。

世の中には、見るのとするのでは大違いなことは多いですが、森林浴さんの場合はそんなことはありません。やはり台本はよく分からないし、練習方法も独特で、戸惑ったり、頭を悩ませたりしてますが、それが面白くもあり、楽しくもあります。

このまま稽古のみで終わればおもろ楽しいで終われるのでしょうが、残念なことに当たり前のことながら本番があります。悲しいことですが、それが現実です。

もしかしたら、この先は血と汗を流し涙を拭くこともできなくなるかもしれませんが、それはそれで得がたい経験だと楽しめたらと密かに思っていたりしますので、よろしくお願いいたします。

2016年8月26日金曜日

石松子です

もっぱら、観る側だった者が立つ側になり、早3回目の公演に向かっている。なぜ今で、なぜ演劇なのか?観る側と立つ側と何がどう違うのか?
そういう類いの事をもう一度改めて、森林浴に問いたい。

今回もすごくたくさんの初めましてがあり、すごく嬉しい。
台詞というフィルターを通しても、じんわりと漂ってくるパーソナルな臭さ!
皆、人見知りしてるはずのに、溢れちゃって、全然隠しきれてないですよ。
日常の暮らしの中で構築された気持ち悪さ、本来なら1人で影に隠れてブツブツやってるのに、わざわざ人様にお見せすることじゃないんだよね。
でも本当はそういうところを共有したくてたまらない。
最近、どうも日常の人たちと上手くいかないで、そういった類いの人たちといるとやたら共感を得る。つまりこういう世界にいつまでもいたら、また上手くいかなくなっちゃうんだろうなという不安。

入り乱れてますよ。

2016年7月30日土曜日

7月4日 個別稽古

はじめまして。
京都の努力クラブという劇団から参りました、九鬼そねみと申します。
目の細い女です。今のところ髪が長いです。

森林浴第5回公演 思考採集イベント内「指紋は象のはたけ」に参加させていただくことになりました、どうぞよろしくお願いします。

来年1月というとかなり先の話に思え、余裕をぶっこいてしまいそうですが、
そこまでの月日を冷静に考えると、すぐに本番がやってくることでしょう。
今年の10月終わり頃まで私の予定が詰まってしまっていて、
大休さんが京都での個別稽古を提案してくださったという次第です。

鴨川付近を歩く予定が、あいにくの雨。
マクドナルドへ移動。
移動中にお互いの自己紹介。
自己紹介を受けて、派生した質問に答えていく。
初対面の岩崎さんと私、ふたりとも緊張している状態だったが(少なくとも、私はそう)
大休さん、しぐさや視線を冷静に観察していて、占い師のようだった。託宣という感じ。

「100回読んだらわかったような気になるものです」「九鬼さんの中での実感が大事」

さぐりさぐりの本読み。ヒントをもらう。
あと、お互いの手を触って、その後その感触を再現する、というのもやった。
岩崎さんの手が、思ったより冷たく、その冷たさを再現できなくて、焦った。
勿論それ以外にも再現できないことはたくさんあるんだけれど、とりあえずあの冷たささえあれば、ないことには。そういう思いだった。
冷たさを再現するの難しいですねと言ったら、「いっぱい触ってみましょう」と言われ、そうだなと思う。

バイト先や家で、何らかの蛇口をひねるたび、蛇口の感触を再現しようとするが、まだできない。
そしてまた蛇口をひねる。感触っていうのは、物に頼っている(当然)。
次の稽古が楽しみ。

思考採集イベント「指紋は象のはたけ」

2017年1月11日~17日の5日間、シアトリカル應典院で行われるイベント内での「公演 : 指紋は象のはたけ」の出演者が決定していますのでご紹介します。

​岩崎果林
小田嶋裕太
九鬼そねみ (努力クラブ)
坂口修一
条あけみ (あみゅーず・とらいあんぐる)
石松子 (森林浴)
田口由大
デカルコ・マリィ
出村順子
西窪正弘
沼田篤輝
速水佳苗 (KOINU)
原由恵
YAKO (森林浴)

すでに一部のお稽古が始まっています。ご出演頂く皆さんには、お稽古の様子などをSNS等でご紹介して頂きますのでそちらもお楽しみに!!

森林浴 大イベント始動しました

お久しぶりです、森林浴のYAKOです。

森林浴では2016年7月25日から、2017年1月17日にかけて思考採集イベント「指紋は象のはたけ」を行います。

詳細は、森林浴サイトで順次公開していきますが少しだけご紹介します。


725日から、ニワトリのデザイン公募が始まっています。

これは、2017年1月13日~17日の5日間、シアトリカル應典院で行われるイベント内での「公演 : 指紋は象のはたけ」の舞台美術で使用される「ニワトリ」のうち、16体のデザインを一般募集するものです。

デザインの募集ですので紙に(PC、スマホなどでもOK)、ニワトリを自由に描いて紙の場合は、郵送で電子データの場合は、メールで8月25日までに、森林浴まで送っていただけたらOKです。

ご応募いただいたデザインは「公演 : 指紋は象のはたけ」の舞台監督をしていただく、佐野泰広(CQ)によって審査され830日に審査発表されます。その後、佐野泰広(CQ)がイラストにエッセンスを加え立体化し、舞台美術として使用されます。

ご応募頂いた方皆様に、公演チケットの割引特典を差し上げます。
さらに舞台美術として使用された方にはシアトリカル應典院でのイベント内で行われる「ニワトリオークション」での収益が還元されます。

ニワトリのデザインの応募先

郵送:〒583-0005 柏原市法善寺3-869-1 エステラルマンション202号
               森林浴デザイン募集係

   色、画材は自由です。作品の返却はいたしません。

メール : unit.shinrinyoku@gmail.com     タイトルを「ニワトリ応募」として下さい。


みなさまから、たくさんのニワトリのイラストが届くのを楽しみにしています!!