2014年7月31日木曜日

あと一、二週間!

皆さん、おはようございますッ!この度、ユニット森林浴「変身テトラポット」に出演致します、松原佑次と申します。普段は遊劇舞台二月病という劇団で俳優をしてます。森林浴さんとはウイングカップ4という演劇祭ではじめてお会いしまして、今回ご縁あって出演させて頂きます。

・・・はい!ブログ!ブログね!何書いていいか分かんないですよねー!

皆どんなん書いとんねやろ、と調べようとした結果、まずなかなかここに辿り着けない!森林浴ブームなんすかね?「森林浴 ブログ」でなかなか引っ掛からない!「森林浴 変身テトラポット」て打つとすぐ出ますので!この文章読んで頂いて、また検索する時なんかはそうしてください。もしくはブックマークしちゃって下さい。このあともブログリレーは続くみたいなんでね!読んで頂いてから劇場にきてもらえると、裏話知ってる・私・ムフフな感じでまた違う楽しみ方を見つけてもらえるかもしれませんのでね!

・・・皆カシコなんすよ。

ていきなり何を?!って思われるかもしれませんが!みんな結構難しい言葉や表現でモノ喋るなぁて思います。

今回のお芝居、僕的には劇場では一つ一つ見逃してほしくないな、と思います。台詞も、音も、光も、肌の感覚も、もちろん役者の芝居も。確かにちょっと分かりにくいかもしれませんけど、どこかで、もしかしたら、誰かの普段思ってることとか悩んでることの糸口であったり共感できるパーツであったり、はたまた嫌悪感だったりするかもしれませんが、ストンて落ちるんじゃないかな、って自信はちょっとあったりします。

座組のみんなは僕含めて皆人見知りで。最初は思い切って喋ったり出来るんかな、僕嫌われるんちゃうかな、て不安でしたが。そんなこともないようで(僕は嫌われてるかもしれませんが)。意外と和やかに、シメるとこはシメて!結構シビアに毎日の稽古に励んでます。

稽古後は少々エッチな話題を本気で話すという変な空間が出来上がってます。

あと一、二週間!もったいなさを感じながら大事にお芝居を温めていきたいです。皆さまのご来場、心よりお待ち致しております!


松原 

2014年7月15日火曜日

あと一ヶ月。もう一ヶ月。

時は金なり。と言いますが、本当にそうですね。
6月か、と思えば、もう7月。
7月か、と思えば、もう中盤。
早いもので、森林浴、変身テトラポッドのお披露目まで、一ヶ月を切りました。
そして、私の目標体重までの重さも1キロを切りました。


そんな下らない情報はさておき、遅ればせながら。初めまして、近畿大学4回、長勢と申します。
前の方々の記事を読みながら、これは私に回ってきた時どうしよう。こんな記事書けないわ、と焦っていたところ、回ってきてしまいました。
いやはや、タイミングと言うものはすごいです。


さて。一ヶ月をきった、全体稽古。
個々のお話が、それぞれにとても魅力的な分、その良い部分を潰さぬように繋げていくのが、とても難しいなぁと感じております。

それぞれのデコボコな部分を、海岸のテトラポッドみたいに、ゆっくりと、軸を合わせながら、積み重ねて、すり合わせて。
でも、それぞれがとても強くて脆い分、扱いが難しくて。少し摩擦が起きると、ぱぁん。弾けてしまう気がするのです。
その絶妙なバランスと、塩梅を、それぞれに探りながら、軸をみつけ、それを積み重ね、合わせる。
今、稽古場と言うのはそんな場なのではないかと思っております。
そして、その連なったテトラポッドが、本番、どのようになっているのか。私自身もとても楽しみだし、是非とも、楽しみにしていて頂きたい部分です。

そして、もう少し詳細に観て行くと、また面白い部分が見つかります。
誤解を招くことを承知の上、書かせて頂くと、今回の公演に関わっている一人一人の性質、と言いますか、質感、と言うものが、各々に確立されており、それがこれまた絶妙なバランスで成り立っているのです。
どれかの性質が特化して溢れていると、そのサイクルは崩れ、もろとも崩壊します。だからと言って、ひきすぎると、なにも成り立たないのです。

塩梅。とは難しいもので、これはお料理にも同じことが言えます。

塩が多過ぎれば、食べれたもんじゃありませんし、少な過ぎればパンチもなくバランスも悪い。

何事にも、それに合致した程度を見つけなければいけないと言うことですね。

つらつらと書いてしまいましたが、まとめると、先ほど書いた結論に辿りつきます。


ですので、ご来場頂くお客様。
是非その絶妙なバランスで成り立つ世界観と、役者の身体を、肌で感じに来てください。

イロリムラさんは、それが可能な劇場です。身近に、息遣いすらも、見逃せない。そんな、むしむしした、魅惑的な感覚を、味わって頂きたいものです。

長勢


2014年7月7日月曜日

真面目な話で繋げてみた

はじめまして。
下野と申します。

昔聞いた話で、
バイクで高速走ってて、
ガードレールかなんかにひっかけちゃって、
膝から下がちぎれてしまったんだけど、
運転手はそのことに全く気付かず数キロ走って、
そこでようやく脚が無いことに気付いた
ってのがあって、
ショック死しないように
人間の身体の機能で
大量の快楽物質を出して気付かなくさせるみたいな、
なんかそんな話だったと思うのですが、
これ、ほんとかどうかは知りませんが、
ある程度真理なんじゃないかなって思うんですよね。

人間って生存のための防衛策として、
一見とんでもない思い込みというか、嘘をつく。
尼崎や北九州で起こった
マインドコントロールによる監禁殺害事件とか
オウム真理教の一連の事件、
こう、生存を脅かされたときに、
どうにか生き残る策として
自分の置かれた状況をどうにか正当化する。
その時に傍から見たら
トンデモなことが起こるんじゃないかな、とか。
こういう大きい事件に限らず、
これって日常的にあるんじゃないかな、と。

いや、だからどうしたって話なんすけど、
むりくり、今回の公演とつなげると、
今回の芝居の登場人物は
こういう、思い込みで成立してる人が多くでてるんじゃないかなぁ、と
稽古してて思うのです。
傍からみたら、
なんでそんな感じなの?
ってなるんじゃないのかな、と。
それこそ、バイク乗ってて脚ちぎれたら
気付くだろ、って話だけど、
でも、それはある種、その人にとっての生存を
賭した思い込みによってそうなってしまっているのかな、と。
役者としては、その思い込みに至る背景みたいのを
表現できたらいいなぁ
したいなぁとか思いつつ、
まぁ、そんなことは求められてはいないかもしれませんが、
まぁ、そんなこと考えながら日々稽古してたりします。

下野 

2014年7月5日土曜日

私はブログを書きます

2014年7月。
はじめまして、出演者の楠です。
京都で演劇をしています。
ご縁あって、今回森林浴さんの公演に参加させたいただくことになりました。

お稽古がはじまりすっかり1ヶ月が経っています。
私達はこれからどんなふうに変わっていくんやろか。
わからないところに存在する無限の可能性、豊かさ。考えること、巡らせること、血の通った言葉。

さいきんハムレットの演劇を観ました。面白かった。
私はシェイクスピアのことは全然詳しくないけどあんまり好きじゃなくて、ハムレットもその一つです。
(公演が良かったことと、ハムレットを好きでないことは勿論成立します。あとマクベスが一番好きじゃないです。)
でもハムレットを劇場に観に行くということは、それだけでその行為がエンターテイメントとして成立してしまうと思って、それはすごいことだと思った。
ハムレットを観に行くというその言葉だけで、その行為だけで、私達は充分にエンターテイメントされてしまえるのです、、衝撃。
私は劇場にハムレットを観に行きました。

森林浴の今回のお芝居は、そんなハムレットの生むエンターテイメントとは、また違ったところに魅力があります。
演劇を上演するときによく言う、「お客さんを楽しませる」。
楽しんで帰ってもらえたらそれはすごく嬉しいです。
でもそれだけが演劇のすべてではないと私は思っていて、わたしは最近は肯定だったり、すっとしたり、背中をとんとんするような作品が好きです。
今回の森林浴の作品は、私にとってそんな作品です。
みなさんにとってどんな作品になるか、それは上演してはじめてわかることです。
劇場にきていろんなこと豊かに感じとってもらえたら、すごく嬉しいです。