2016年11月16日水曜日

11月2日

こんにちは、二回目の登場、岩崎です。

寒くなってまいりました。夏には蚊取り線香をたいていた稽古場の床が今ではひんやりとしています。大阪へ向かう電車の車窓が、既に暗いのが心細いこの頃、11月になりましたね。

この日は2つのシーンを稽古して、空間把握がより具体的になったり、探り探りで進まなかった関係性が見えてきたり、個人的には少しばかり前進をしたように感じています。

稽古をしながら、感じること。私はわからないときは、わかりません!ということがそのまま体現されます。要するに体現することにおいてとても不器用なのです。でも、自分なりに考えて、わからないことは外から教えてもらって、少しずつ変化していくことは確かなことです。最後の最後まで、けっきょくわからないこともあるかもしれません。それはそれで、いいと思っています。簡単にわかったことにすることがいやとも、わかったつもりになるのが怖いとも言えますが。でも、もう少し勇気が必要な場面があるなと思っています。私の、舞台活動をするうえでの壁があるのです。

役や物語へのアプローチの仕方や解釈はそれぞれだなぁと思います。自分と異なる道筋が役者さんの数だけあり、それが私には居心地悪くも、よくもあります。

まだお会いしていない役者さんにも早くお会いしたいし、まだ手をつけていないシーンはどうなるか。楽しみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿