2016年10月17日月曜日

登場人物グループ名 解説

指紋は象のはたけ

登場人物のグループ名

●四角い一家
(規則正しい生活
「王さまのベッド」という寓話がある。王さまは旅人を招く。旅人はベッドからはみ出た部分を切り取られてしまう。

価値観のベッドからはみ出た部分を切り取ってしまうおそれ。旅人は他者かもしれないし、自分かもしれない。)

●ちゃぶ台一家
(根源的な欲求・地層
食べるということは、自分を受け入れるということである。家庭における影響。自分になっていく過程。)

●微熱ともだち
(微熱の時期のともだち。
微熱に浮かされたときは、現実を抜きにした理想を掲げている時期と似ている。家を持たないで、思考の中で生きる。いつまでも遊んでいられるし、いつまでもあの頃を働いていられる。)

●はぐれ
(はぐれている。
野生というのは、客観的な関わり。
それは自身で選択している。はぐれることで遠くから関わっている。島から街のスーパーへ買い出しに行くようなニュアンス。)

2016年10月16日日曜日

ブログ 岩崎果林

初めまして。京都から参加しております岩崎果林と申します。

演劇作品は少し久しぶり、大阪での稽古も舞台も初めてで、電車通いが新鮮です。京都生活6年目にしてようやくICOCAを手に入れました。今更かよって感じです。

私は稽古へはまだぼちぼちとしか参加しておらず、その間に皆さんが積み重ねてきたもの、発見したものが見え、楽しみや焦りを感じたり、時に手がかりになったりします。

前半はエチュード、後半は台本のシーンの稽古、という流れでしょうか。今回、皆さんとは初共演ですが、物語の中ではあまり関わらない役者さんもいるかと思うので、誰と組むかわからないエチュードも、大切な機会かもしれません。

作品の中で取り扱われている題材に関心を寄せつつ、自分の本の読み方は雲をつかむみたいにふんわりとしています。
役者としてのアプローチ、まだこれからたくさん必要なことが出てきます。こっそりと毎回、皆さんからもヒントをもらい。時間がかかるタイプなんですが、最終的には確信できる何かを見つけられるといいな。
自分の力も、もっと出していけるように、頑張ります。


2016年10月1日土曜日

10/01メガネ公演 本日!

10/01メガネ公演

9/17〜19
メガネ公演の大休の台本「水たまり」の演出、および出演の木室陽一さんのもとへ行ってきました。

彼は愛媛の離島にくらしています。

神社の奥にレモン畑があって、つやっぽくて深い緑の神社と石の力と、レモンのにおい。

さわやかな秋の風を受けてみどりから、きみどりのレモンがきいろくなっていくのでしょう。

そんな自然の力が彼の舞踊にはよく感じられます。
ナナフシが風に揺れるような、柔らかい土が手からひょいと溢れるような仕草が、自然と備わっているかのように作られています。

地球の中の木室さんなのだなあと、踊りを見ていると思います。

さてさて、演出によってかなり姿かたちを変える台本「水たまり」は、男女2人芝居にもかかわらず、

これまで①お風呂場で女性2人(中心)、+(α)男性1人②電車で女性2人、+男性1人(セリフを全て分解し、再構築)③劇場で男性2人と+人形劇④庭で男性1人、+女性1人と冷蔵庫

という形式で上演されてきました。

⑤今回どんな感じになるのでしょうか。楽しみです。