2015年9月24日木曜日

「木がいっぱい並んでいる」終演いたしました。

木がいっぱい並んでいるへご来場くださいまして、ありがとうございます!
 
この作品は、ちょうど私自身の過渡期となる作品であり、「私が思う演劇」から、「私が思う次の演劇」への移行となる作品でした。

初めての野外公演で、初めてのロングラン公演、初めての長編作品、初めての4パターン同時演出でした。

宣伝をしていない東京からのお客様や、観てほしい演劇関係者の方、届いてほしいお客様に観てもらうことが出来ました。

お客さんからの感想は、相変わらず、その人自身の鏡性があるように思います。ちゃんと普遍性が機能していました。

でも今回は、
「演劇の枠にとらわれず、今よりももっともっと自由にやってほしい」
「上演する土地を京都か、東京、パリに移すべきだ!」

というアドバイスをたくさんの方々にいただきました。

もちろん両極端ないろいろなご意見をいただきましたが、それは、キチンと判断されるものを作っているからで、私の思う次の演劇は間違っていないのだなあと力強いたくさんの出会いの中で思いました。

三つの意味を持たせるためのパラフレーズを使った会話劇の文体から、時間軸を三つに分けたことにより、一人の役者が三人以上の身体を背負う文体へと変容しました。

演出としては、
同化チームのように、セリフとしての味わいを重視したものと、老化チームのポエティックな質感が、少しやり方を変えるだけで出せるということも分かりました。 

観にいらしてくださり、この公演にお付き合いいただき、ありがとうございました。           


森林浴はこれから、劇団化してゆき、もっと圧倒的なものを作っていきたいと考えています。もうすでに動いていて、近いうちにお披露目することが出来るかと思います。

次回公演としては、
1 毎年10月01日に行うメガネの日、メガネ企画「第二回メガネ公演」

2 3月の末に、劇団員のお披露目公演を、再演2本、新作一部抜粋で1本の
3本からなる短編オムニバス「火星ハイツ3部作」を上演します。

3 「第三回メガネ公演」

4 11月か、12月には新作「指紋は象のはたけ」を上演いたします。


旗揚げから、年3本のペースでずっと来ていますが、これからもそうなりそうです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

大休真紀子
080-4014-0068
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